スマホから更新、みさちゃすです
今回はいつもとは違う雑記的なかんじです。
1ヶ月ちょっと前に太宰治のようになってから、最近太宰治にハマっています。
酔っ払ってしたのではなく、計画的。
先日読了した太宰治の代表作『人間失格』。
インスタ映えするバラ風呂の中で人間失格を読んでいる写真、みさちゃすらしくありませんか?(笑)
「恥の多い生涯を送ってきました。」から始まる文面。
太宰治自身重度の躁鬱で何度も自殺未遂、心中を試み、生き別れた女性がいる。
Wikipediaによると
“体裁上は私小説形式のフィクションでありつつも、主人公の語る過去には太宰自身の人生を色濃く反映したと思われる部分があり、自伝的な小説とも考えられている。しかしながら、太宰の死により、その真偽については不明な部分が多い。”
との事ですが、太宰治自身をモデルにしたような作品にしか思えませんでした。
『人間失格』は、頭がおかしいクズ男の生涯を描いた作品。
ざっとまとめると(ネタバレ有)…
金持ちの家に生まれる
子供の頃から精神がおかしく道化を演じて生きている
察するに女中などに犯される
高等学校の寮が嫌で医師に嘘の診断書を書いてもらい議員である父の別荘で暮らし議員の息子である事を良い事に近隣の飲食店でお金を払わなかったり傍若無人な生活をする
画塾で知り合った友人と飲酒、喫煙、買春などを覚える
小学生の頃から友人ですら見下している
違法な空間の居心地が良く共産主義団体に所属し活動する
父の別荘を出る事になり仕送りを2、3日で使い果たしお金に困って実家にお金をせびる(学校にはあまり行っていない)
その前はお金が無い状態でカフェに行きその女給のお金で飲む
心中でその女給は死ぬが、心中した仲なのにも関わらず名前をきちんと覚えていない
心中騒動で実家とは絶縁、しかしなんだかんだ兄達からお金を送ってもらう
お金に困って女達のヒモになる
漫画家になる
内縁の妻が他の男に姦淫されているのを見るが止めない
睡眠薬で自殺未遂をする
アルコール依存性からモルヒネ中毒になる
酒代の為に女の着物を平気で質屋に入れる
モルヒネが欲しくて薬屋の女将と男女関係になる
脳病院(精神病院)に入院させられる
自殺に成功する
…という話です。
めちゃくちゃですね(笑)面白かった!
太宰治にハマり、現在は『斜陽』を読んでいます。
読書はどちらかというと紙より電子書籍派のみさちゃす。
有益な情報!
「青空文庫」ってご存知ですか?
青空文庫とは著作権が切れてネットで無料公開されている作品。
太宰治や三島由紀夫、芥川龍之介といった昔の小説は青空文庫にあり、無料で読めます💡
AmazonのKindle、便利です!
(アプリがあるので気になる方はググってください!)
私は分からない言葉や読めない漢字があると調べるようにしているのですが、Kindle(電子書籍)だとめっちゃやりやすい。
わざわざ入力して調べなくても、辞書が使えます。
唯一の友人ですら見下していた主人公。
※太宰治のようになっていましたが、私は友人を見下さないです(笑)
遊び方を知らない坊ちゃんの主人公に、安く楽しくたくさん遊ぶ方法を教えてくれる。素敵な友人だなと思いました。
一緒に心中した仲なのにも関わらず、相手の名前が曖昧な主人公。めちゃくちゃ、支離滅裂。
重度の強迫性障害のような面も。
太宰治は昔の人ですが、昭和初期なので現代とそこまで言葉も変わらず、読みやすいと思います。
人間失格、面白かった。
斜陽はまだ途中ですが、面白そうなかんじです。
ちなみに斜陽は旧華族が戦後に一般人となり堕落?していく話。
太宰治自身薬物中毒だったのですが、そういったシーンも多いのでダークなかんじが好きな方にもオススメかもしれません。
現代でいう「麻薬」が薬局で売られていた時代…。
(ヒロポン=覚せい剤、モルヒネ等)
当たり前ですが電話もネットも無く、電報の時代。
面白いです。
話が変わりますが、最近エゴサーチ(自分の名前を検索)していたら、こんな書き込みがありました(笑)
きっとその通り、それで良いんです。
普通の人間が普通の思考や普通の精神状態で出来ない事を私はやりたい。
表と裏が激しいみさちゃすです^_^
それと先日は人生初の気功に行ってきました。
とても信頼し信用している(信用出来る)知人から教えていただいた、気功の治療院。
料金は40〜50分4,300円(税込)と、良心的。
先生に伺ったのですが知人は15年通っているらしく、15年も通うくらいという事もあり、変なものを売りつけられるとかそういう事は一切無いみたいです。
みさちゃすは幽霊やご先祖様など、目に見えないものを信じているので行ってきました。
綺麗な治療院。
看板もホームページもありません。口コミだけでやってるみたい。
元々みさちゃすは気の流れは良いらしく、しかし元気な時が10あるとすると行った時は1くらいしか無いと言われる(笑)
「1ヶ月前太宰治みたいになっていました」なんていう話をしたら、その時は0.1とかm(_ _)m
人生初の気功、身体には触られていないのに何故か心地良く、元気になりました。
気功が科学的に根拠があるものなのか分かりません。
(恐らく、というかまず無いと思います。)
しかし、「病は気から」…。
病は気からは科学的に立証されています。
偽薬を飲んで効果があると錯覚するプラシーボ効果に似ているかもしれない。
私は(きちんときたところの)気功を信じる人間なので、効果を実感した事もあり通う事にしました。
3回行ったら大分良くなりそうなかんじらしく、とりあえずまた来週。
…まあ、そんなこんなで気功。
非科学的なアヤシイ?事を書いているかもしれませんが、治療院は秘密なのでご安心を(笑)
これ以上混んだり値上げされたりしたら嫌だわ…(笑)
そういうものに興味があるリアルな友人にしか教えていません。
…以上、太宰治と気功の話でした。
青空文庫、オススメです!
昔の小説はなんか難しそうとかよくわからなさそうという先入観がありましたが、太宰治に関しては普通に読めるし面白い。
太宰治を読み終えたら、次は三島由紀夫を読みたいです。
凄い死に方をした三島由紀夫。
比較的まだ最近の1970年に自衛隊の駐屯地でみんなの前でクーデターの演説を行い、その場で切腹自殺。
切腹なんて江戸時代までだと思っていましたが、近代でみんなの前でやる人がいただなんて。
初めて知った時は衝撃でした。
最近、また読書にハマっています。
…そんな近況の雑記でした!
とりあえず人間失格は面白かったのでオススメてす。
ちゃるちゃー☆